大学合格実績を見るにあたり大事なことは
合格者数の多いゾーンがどのあたりの大学なのか
現役で合格しているのか
(そもそも高校の合格実績は現役生だけでよし、浪人生を含める必要はないと私は思っています)
という視点です。
今春、栃女を卒業した代の入学時の定員は240名
国公立大学合格者数は83名(現役生のみ、以下同)
国公立大学合格者数の割合は34.6%
合格者数の多い上位12大学は
※ホームページには、合格者のいるすべての国公立大学ではなく、主な国公立大学のみ掲載されている。
1位 福島大 10名(学年240名の4.2%、国公立大学合格者数83名の12.0%)
2位 宇都宮大 5名(2.1%、6.0%)
2位 群馬大 5名(2.1%、6.0%)
2位 埼玉大 5名(2.1%、6.0%)
5位 千葉大 4名(1.7%、4.8%)
5位 埼玉県立大 4名(1.7%、4.8%)
5位 東京都立大 4名(1.7%、4.8%)
8位 東北大 3名(1.3%、3.6%)
8位 茨城大 3名(1.3%、3.6%)
10位 筑波大 3名(1.3%、3.6%)
10位 お茶の水女子大 3名(1.3%、3.6%)
10位 新潟大 3名(3.6%、1.3%)
計52名
これは
学年240名の21.7%
国公立大学合格者数83名の62.7%
にあたります。
また
国公立大学ではく私立大学ですが
獨協医科大医学部 1名
これは
学年240名の0.4%
にあたります。
いわゆる難関国公立大学(東大、京大、北大、東北大、名大、阪大、九大の旧帝大+一橋大+東工大+神戸大)といわれる大学群の合格者数は
北海道大 2名(学年240名の0.8%、国公立大学合格者数83名の2.4%)
東北大 3名(1.3%、3.6%)
京都大 2名(0.8%、2.4%)
計7名
これは
学年240名の2.9%
国公立大学合格者数83名の8.4%
にあたります。
準難関国公立大学(筑波、横国、東京外大、お茶女、国際教養、千葉、電通大、名工大、大阪公立)といわれる大学群の合格者数は
筑波大 3名(学年240名の1.3%、国公立大学合格者数83名の3.6%)
千葉大 4名(1.7%、4.8%)
お茶の水女子大 3名(1.3%、3.6%)
東京外国語大 2名(0.8%、2.4%)
横浜国立大 1名(0.4%、1.2%)
計13名
これは
学年240名の5.4%
国公立大学合格者数83名の15.7%
にあたります。
栃木女子高校の入り口、つまり、入試合格ライン(偏差値)と似たような位置にある太田女子高校と比べてみると
国公立大学合格者数の割合では
栃女 34.6%
太女 48.6%
と劣りますが
難関国公立大学合格者数の割合では
栃女 2.9%
太女 1.4%
と勝り
準難関国公立大学合格者数の割合でも
栃女 5.4%
太女 3.2%
と勝ります。
これは
浪人となることをいとわない気風や地元以外の地方国公立大に進むのであれば
首都圏の有名私立大に進んだほうがいいという考えもあるのかもしれません。
(私立大学の合格実績を比べてみないとわからないのですが…)
(私立大学編は次回以降に更新します)
高校受験と大学受験は全く違います。
大学受験を真剣に考えるのであれば
高校に合格することだけを目標にするのではなく
自学力と自走力を身につけて高校に進学する必要があります。
なぜなら
大学入試では自分で学び、自分で進んでいけない者は勝てないからです。
サンカントサンクは常にこのことを意識して
日々塾運営を行っています。