大学合格実績を見るにあたって大事なことは
合格者数の多いゾーンがどのあたりの大学なのか
また
現役でどのくらい合格しているのか
(そもそも高校の合格実績に浪人生を含める必要はないと私は思っています)
という視点です。
太女を今春卒業した代の入学時の定員は280名
国立大学の合格者数は87名(現役生のみ、以下同)
公立大学の合格者数は49名
合わせて国公立大学合格者数は136名
国公立大学合格者数の割合は学年の48.6%
合格者数の多い上位10大学は
1位 群馬大 35名(学年280名の12.5%、国公立大学合格者数136名の25.7%)
2位 群馬県立女子大 9名(3.2%、6.6%)
3位 高崎経済大 9名(3.2%、6.6%)
4位 埼玉大 8名(2.9%、5.9%)
5位 東京学芸大 7名(2.5%、5.1%)
ここまでで
学年280名の24.3%
国公立大学合格者数136名のちょうど50.0%
6位 群馬健康科学大 5名(1.8%、3.7%)
7位 新潟大 4名(1.4%、2.9%)
7位 福島大 4名(1.4%、2.9%)
7位 都留文科大 4名(1.4%、2.9%)
7位 長野大 4名(1.4%、2.9%)
計89名
これは
学年280名の31.8%
国公立大学合格者数136名の65.4%
にあたります。
県内の国公立大学で見てみると
群馬大 35名(学年280名の12.5%、国公立大学合格者数136名の25.7%)
群馬県立女子大 9名(3.2%、6.6%)
高崎経済大 9名(3.2%、6.6%)
群馬健康科学大 5名(1.8%、3.7%)
計58名
これは
学年280名の20.7%
国公立大学合格者数136名の42.6%
にあたります。
国公立大・私立大合わせて
(ホームページには大学名が明記されておらず、国公私立・大学名が分からない)
医学部医学科 3名
これは
学年280名の1.1%
にあたります。
いわゆる難関国公立大学(東大、京大、北大、東北大、名大、阪大、九大の旧帝大+一橋大+東工大+神戸大)といわれる大学群の合格者数は
東北大 3名(学年280名の1.1%、国公立大学合格者数136名の2.2%)
東京工業大 1名(0.4%、0.7%)
計4名
これは
学年280名の1.4%
国公立大学合格者数136名の2.9%
にあたります。
また
準難関国公立大学(筑波大、横浜国立大、東京外国語大、お茶の水女子大、国際教養大、千葉大、電気通信大、名古屋工業大、大阪公立大)といわれる大学群の合格者数は
筑波大 3名(学年280名の1.1%、国公立大学合格者数136名の2.2%)
横浜国立大 1名(0.4%、0.7%)
東京外国語大 1名(0.4%、0.7%)
お茶の水女子大 2名(0.7%、1.5%)
千葉大 2名(0.7%、1.5%)
計9名
これは
学年280名の3.2%
国公立大学合格者数136名の6.6%
にあたります。
こう見ると
国公立大学の中でも県内の国公立大学の合格者数が多いことが分かります。
県内国公立大学の合格者数が多いというのは
地の利を生かしやすいということもあるでしょうし
地元志向が強いというのもあるかもしれません。
ただ違う見方をすれば
県外の高偏差値帯の国公立大学に合格するというのが
地域トップ校である太女と言えども相当難しいことだとも言えるでしょう。
中学生の段階から
太女に合格することだけを目標にするのではなく
国公立大学合格に必須の自学力と自走力を身につけて太女に進学し
高校でその自学力と自走力をさらに高めていくことを目標にすることが大切になってくるのだと思います。