ある中1の塾生。
その塾生の通う中学校では
夏休みに配られてあった100題英単語プリント(Nice to meet you.やNo problem.などの表現も含む)のうち
まずは半数の50題のテストがあったそうなのだが
その塾生から50点満点との報告。
こちらは事前に話を聞いていたので
覚え方やテストの仕方などをレクチャーし、実際に塾でも実践してもらっていました。
その子は成績優秀なタイプでは決してなく
今の評定では3~4が付くが、昔なら4は付かないようなタイプです。
それでもきっちり満点でした。
聞いてみると
50点満点はクラス34人中11人。
満点じゃなかった子たちは惜しかったとかそういうレベルではなく
20点や30点にも満たない子ばかりだったそうです。
コロナ禍以降、一気にこういう傾向が大きくなってきました。
こういう傾向というのは
「やらない子はとことんやらなくなり、その数がかなり増えている」
というもの。
これはもちろん、子どもだけの責任ではなく、いやむしろ親の責任でしょう。
コロナ禍以降、一気に勉強の優先度がどんどん下がっている家庭が増えてきたのを
塾を運営している身からするとつくづく感じます。
また、子を持つ親としても。
あくまでも地方の話に過ぎないのかもしれませんが
地域トップ校の入試倍率が下がってきているのも
単純な人口減少だけではなく、私はそういった家庭が増えてきているのが大きいのではないかと思っています。
「家庭の勉強への意識崩壊→子供が勉強をしなくなる→周りもそれが当たり前の環境になる→全体的に学力低下→良い競争意識崩壊→上を目指さない」
もちろん他にも何層にも要因はあるでしょう。
裏を返せば、ちょっとでも勉強すれば地方では
(この辺りは「地方の地方では」といったほうが正しいかもしれません)
多くの子に対して差をつけることができるということです。
地域の中で勉強で上位層に行きましょう。
行きやすくなっているのですから。
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