大学合格実績を見るにあたり
大事なことは
合格者数の多いゾーンがどのあたりの大学なのか
現役で合格しているのか
(そもそも高校の合格実績に浪人生を含める必要はないと私は思っています。実績を見るときに初めから浪人するつもりで実績を見ようとする方はまずいないのではないかと思いますし)
という視点です。
今春、栃木女子高校を卒業した代の入学時の定員は240名
国公立大学の合格者数は71名(現役生のみ、以下同)
学年240名の29.6%
栃木女子高校の各国公立大学の合格者数上位順(合格者2名以上)
1位 宇都宮大 15名(国公立大学合格者71名の21.1%、学年240名の6.3%)
2位 茨城大 5名(7.0%、2.1%)
2位 群馬大 5名(7.0%、2.1%)
4位 静岡大 4名(5.6%、1.7%)
4位 埼玉県立大 4名(5.6%、1.7%)
6位 山形大 3名(4.2%、1.3%)
6位 埼玉大 3名(4.2%、1.3%)
6位 新潟大 3名(4.2%、1.3%)
9位 東北大 2名(2.8%、0.8%)
9位 秋田大 2名(2.8%、0.8%)
9位 福島大 2名(2.8%、0.8%)
9位 筑波大 2名(2.8%、0.8%)
9位 山梨大 2名(2.8%、0.8%)
9位 信州大 2名(2.8%、0.8%)
9位 高崎経済大 2名(2.8%、0.8%)
9位 長野大 2名(2.8%、0.8%)
令和3~5年度入試国公立大医学部医学科 1名
難関国立大学(東大、京大、北大、東北大、名大、阪大、九大の旧帝大+一橋大+東工大+神戸大)といわれる大学群の合格者数
北海道大 0名
東北大 2名(国公立大学合格者71名の2.8%、学年240名の0.8%)
東京大 0名
名古屋大 0名
京都大 0名
大阪大 0名
九州大 0名
東京工業大 0名
一橋大 0名
神戸大 0名
計2名
国公立大学合格者71名の2.8%
学年240名の0.8%
準難関国公立大学(筑波、横国、東京外大、お茶女、国際教養、千葉、電通大、名工大、大阪公立)といわれる大学群の合格者数
筑波大 2名(国公立大学合格者71名の2.8%、学年240名の0.8%)
千葉大 1名(1.4%、0.4%)
電気通信大 0名
東京外国語大 1名(1.4%、0.4%)
お茶の水女子大 1名(1.4%、0.4%)
横浜国立大 0名
名古屋工業大 0名
国際教養大 0名
大阪公立大 0名
計5名
国公立大学合格者71名の7.0%
学年240名の2.1%
2022年度大学入試の国公立合格者数は83名(学年定員240名の34.6%)
2021年度大学入試は90名(学年定員240名の37.5%)
栃女は地方の公立地域トップ校としては国公立大志向が薄いのでしょうか。
それとも国公立大志向は他校と比べそれほど変わらないが、実績が伴わないのでしょうか。
同じ地域トップ校であり、入学時の偏差値もさほど変わらない太女と比べ、実績が少し寂しいような気がします。
高校に合格することだけを目標にするのではなく
自学力と自走力を身につけて高校に進学したいものです。
なぜなら大学入試では自ら学び、自ら進んでいけない者は勝てないからです。
サンカントサンクは常にこのことを意識して
日々、塾運営を行っています。