大学合格実績を見るにあたって大事なことは
合格者数の多いゾーンがどのあたりの大学なのか
どれだけ現役で合格しているのか
(そもそも高校の合格実績に浪人生を含める必要はないと私は思っています。実績を見るときに初めから浪人するつもりで実績を見ようとする方はまずいないのではないかと思いますし)
という視点です。
今春卒業した代は
男子校の旧足利高校と女子校の足利女子高校に入学した生徒たちの合算の人数です。
普通科の入学時定員は旧足利高校160名と足利女子高校160名の計320名
国立大学の合格者数は76名(現役生のみ、以下同)
普通科定員320名の23.8%
公立大学の合格者数は23名
普通科定員320名の7.2%
合わせて
国公立大学合格者数は99名
普通科定員320名の30.9%
合格者数の多い大学(合格者数2名以上)
1位 群馬大 28名(国公立大学合格者99名の28.3%、学年320名の8.8%)
2位 宇都宮大 10名(10.1%、3.1%)
3位 高崎経済大 7名(7.1%、2.2%)
4位 新潟大 6名(6.1%、1.9%)
5位 千葉大 5名(5.1%、1.6%)
6位 秋田大 4名(4.0%、1.3%)
6位 茨城大 4名(4.0%、1.3%)
8位 埼玉大 3名(3.3%、0.9%)
8位 信州大 3名(3.3%、0.9%)
8位 群馬県立県民健康科学大 3名(3.3%、0.9%)
8位 東京都立大 3名(3.3%、0.9%)
8位 都留文科大 3名(3.3%、0.9%)
13位 金沢大 2名(2.0%、0.6%)
13位 横浜市立大 2名(2.0%、0.6%)
上位14大学で計83名
国公立大学合格者数99名の83.8%
学年320名の25.9%
宇都宮大 10名(国公立大学合格者99名の10.1%、学年320名の3.1%)
群馬大 28名(28.3%、8.8%)
前橋工科大 1名(1.0%、0.3%)
群馬県立県民健康科学大 3名(3.3%、0.9%)
群馬県立女子大 1名(1.0%、0.3%)
高崎経済大 7名(7.1%、2.2%)
計50名
国公立大学合格者数99名の50.1%
学年320名の15.6%
難関国公立大学(東大、京大、北大、東北大、名大、阪大、九大の旧帝大+一橋大+東工大+神戸大)といわれる大学群の合格者数
東京大 0名
京都大 0名
北海道大 0名
東北大 0名
名古屋大 0名
大阪大 1名(国公立大学合格者99名の1.0%、学年320名の0.3%)
九州大 0名
一橋大 0名
東京工業大 0名
神戸大 0名
計1名
国公立大学合格者数99名の1.0%
学年320名の0.3%
準難関国公立大学(筑波、横国、東京外大、お茶女、国際教養、千葉、電通大、名工大、大阪公立)といわれる大学群の合格者数
筑波大 1名(国公立大学合格者99名の1.0%、学年320名の0.3%)
千葉大 5名(5.1%、1.6%)
お茶の水女子大 0名
東京外国語大 1名(1.0%、0.3%)
電気通信大 0名
横浜国立大 1名(1.0%、0.3%)
名古屋工業大 0名
国際教養大 0名
大阪公立大 0名
計8名
国公立大学合格者数99名の8.1%
学年320名の2.5%
国立大学校
防衛医科大学校 1名(国公立大学合格者99名の1.0%、学年320名の0.3%)
足利高校の国公立大学合格者のほぼ半数が
地元志向が強いことがうかがえます。
この合格実績は
今春卒業した旧足利高校と旧足利女子高校の生徒の合算です。
新生足利高校とは厳密には違うということを念頭に置かなければなりません。
昨年の入試で合格した現高2生から新生足利高校となったわけですが
男女共学となり
普通科の定員は240名となりました。
入試倍率が上昇し
これまでの旧足利高校や足利女子高校の入試難度と比べて
間違いなく上がりました。
新生足利高校1期生の現高2生の大学入試が
2年後の2025年。
ここ数年とは違う結果となるのでしょうか。
高校に合格することだけを念頭に置いていると
高校進学後には詰んでしまう可能性が高まります。
なぜなら難関大学に合格するためには
「自学力」と「自走力」がなければどうにもならないからです。
そのためにも高校に進学するまでに
いかに自学力と自走力を身につけられるか
ここにかかっています。
サンカントサンクは
そこを何とかしたいと考え
日々、塾運営に当たっています。