大学合格実績を見るにあたって大事なことは
合格者数の多いゾーンがどのあたりの大学なのか
現役で合格しているのか
(そもそも高校の合格実績に浪人生を含める必要はないと私は思っています。実績を見るときに初めから浪人するつもりで実績を見ようとする方はまずいないのではないかと思いますし)
という視点です。
今春卒業した代は
男子校の旧桐生高校と女子校の桐生女子高校に入学した生徒たちの合算の人数です。
普通科の入学時定員は旧桐生高校160名と桐生女子高校160名の計320名
そのうち
国立大学の合格者数は48名(現役生のみ、以下同)
普通科定員320名の15%
公立大学の合格者数は48名
普通科定員320名の15%
合わせて
国公立大学合格者数は96名
普通科定員320名の30.0%
合格者数の多い大学(合格者数2名以上)
1位 群馬大 25名(国公立大学合格者96名の26.0%、学年320名の7.8%)
2位 高崎経済大 12名(12.5%、3.8%)
3位 群馬県立女子大 6名(6.3%、1.9%)
4位 前橋工科大 4名(4.2%、1.3%)
4位 群馬県立県民健康科学大 4名(4.2%、1.3%)
6位 東北大 3名(3.1%、0.9%)
6位 筑波大 3名(3.1%、0.9%)
6位 埼玉県立大 3名(3.1%、0.9%)
6位 長野大 3名(3.1%、0.9%)
10位 新潟大 2名(2.1%、0.6%)
10位 上越教育大 2名(2.1%、0.6%)
10位 金沢大 2名(2.1%、0.6%)
10位 新潟県立大 2名(2.1%、0.6%)
10位 都留文科大 2名(2.1%、0.6%)
10位 神戸市外国語大 2名(2.1%、0.6%)
上位15大学で計75名
国公立大学合格者数96名の78.1%
学年320名の23.4%
群馬大 25名(国公立大学合格者96名の26.0%、学年320名の7.8%)
前橋工科大 4名(4.2%、1.3%)
群馬県立県民健康科学大 4名(4.2%、1.3%)
群馬県立女子大 6名(6.3%、1.9%)
高崎経済大 12名(12.5%、3.8%)
計51名
国公立大学合格者数96名の53.1%
学年320名の15.9%
難関国公立大学(東大、京大、北大、東北大、名大、阪大、九大の旧帝大+一橋大+東工大+神戸大)といわれる大学群の合格者数
東京大 0名
京都大 0名
北海道大 0名
東北大 3名(国公立大学合格者96名の3.1%、学年320名の0.9%)
名古屋大 0名
大阪大 0名
九州大 0名
一橋大 1名(1.0%、0.3%)
東京工業大 0名
神戸大 0名
計4名
国公立大学合格者数96名の4.2%
学年320名の1.3%
準難関国公立大学(筑波、横国、東京外大、お茶女、国際教養、千葉、電通大、名工大、大阪公立)といわれる大学群の合格者数
筑波大 3名(国公立大学合格者96名の3.1%、学年320名の0.9%)
千葉大 0名
お茶の水女子大 1名(1.0%、0.3%)
東京外国語大 0名
電気通信大 0名
横浜国立大 0名
名古屋工業大 0名
国際教養大 0名
大阪公立大 0名
計4名
国公立大学合格者数96名の4.2%
学年320名の1.3%
ちなみに、浪人生(既卒生)の合格者数は
※普通科と理数科の合算人数
群馬大 1名(現役合格者25名)
横浜国立大 1名(0名)
宮崎大 1名(0名)
前橋工科大 1名(4名)
東京都立大 1名(1名)
横浜市立大 1名(0名)
計6名
となっています。
だいぶ地元志向が強いことがうかがえます。
この合格実績は
今春卒業した旧桐生高校と旧桐生女子高校の生徒の合算です。
新生桐生高校とは厳密には違うということを念頭に置かなければなりません。
一昨年の入試で合格した生徒たち、現高3生から新生桐生高校となったわけですが
男女共学となり
普通科の定員は240名となりました。
入試倍率が一気に上昇し
2023年度受験用の群馬県統一テスト合格可能性70%偏差値では
太高や太女を1ポイント上回りました。
昨年の桐生高校の塾対象説明会でも
先生方が現高3生や現高2生の今後が楽しみだとおっしゃっていました。
現高3生の大学入試が来春の2024年。
2023年の結果とは大きく違う結果となるのでしょうか。
高校に合格することだけを念頭に置いていると
高校進学後には詰んでしまう可能性が高まります。
なぜなら難関大学に合格するためには
「自学力」と「自走力」がなければどうにもならないからです。
そのためにも高校に進学するまでに
いかに自学力と自走力を身につけられるか
ここにかかっています。
弊塾サンカントサンクは
そこを何とかしたいと考え
日々塾運営に当たっています。