私立大学を見ていきましょう。
私立大学の合格者数を見るにあたり留意する点は
一人が複数の大学に合格していること
一人が同じ大学の複数の学部学科に合格していること
があるということです。
また
こちらの記事で書きましたが
今春卒業した桐生高校の生徒は
旧桐生高校(普通科160名、理数科80名)と桐生女子高校(普通科160名)がただ合わさっただけの実数なので
厳密には新生桐生高校ではないということです。
桐生高校普通科の合格私立大学(「その他」を1大学とカウント)
※公表されているデータでは合格大学名がすべて明記されておらず、難関私大・準難関私大・有名私大以外はその他にされてしまっています。
1位 その他 454名
2位 専修大 14名(私立大学合格者数525名の2.7%、学年320名の4.4%)
2位 日本大 14名(2.7%、4.4%)
4位 東洋大 13名(2.5%、4.1%)
5位 法政大 6名(1.1%、1.9%)
5位 立教大 6名(1.1%、1.9%)
7位 中央大 5名(1.0%、1.7%)
8位 立命館大 4名(0.8%、1.3%)
9位 青山学院大 2名(0.4%、0.6%)
9位 慶應大 2名(0.4%、0.6%)
9位 明治大 2名(0.4%、0.6%)
12位 駒澤大 1名(0.2%、0.3%)
12位 関西学院大 1名(0.2%、0.3%)
計70名(その他を含めず)
これは
私立大合格者数525名の13.3%
学年320名の21.9%
にあたります。
桐生高校理数科の合格私立大学(「その他」を1大学とカウント)
※公表されているデータでは合格大学名がすべて明記されておらず、難関私大・準難関私大・有名私大以外はその他にされてしまっています。
1位 その他 126名
2位 日本大 14名(私立大学合格者数153名の9.2%、学年80名の17.5%)
3位 東洋大 6名(3.9%、7.5%)
4位 法政大 3名(2.0%、3.8%)
5位 明治大 2名(1.3%、2.5%)
6位 中央大 1名(0.7%、1.3%)
6位 東京理科大 1名(0.7%、1.3%)
計27名(その他を含めず)
これは
私立大合格者数153名の17.6%
学年80名の33.8%
にあたります。
慶應大 2名
これは
私立大学合格者数525名の0.4%
学年320名の0.6%
にあたります。
理数科
0名
準難関私大(上智、東京理科大、ICU、GMARCH、関関同立)といわれる大学群の合格者数を見ると
法政大 6名(私立大学合格者数525名の1.1%、学年320名の1.9%)
立教大 6名(1.1%、1.9%)
中央大 5名(1.0%、1.6%)
立命館大 4名(0.8%、1.3%)
青山学院大 2名(0.4%、0.6%)
明治大 2名(0.4%、0.6%)
学習院大 1名(0.2%、0.3%)
関西学院大 1名(0.2%、0.3%)
計27名
これは
私立大学合格者数525名の5.1%
学年320名の8.4%
にあたり
理数科
中央大 1名(私立大学合格者数153名の0.7%、学年80名の1.3%)
東京理科大 1名(0.7%、1.3%)
法政大 3名(2.0%、3.8%)
明治大 2名(1.3%、2.5%)
計7名
これは
私立大学合格者数153名の4.6%
学年80名の8.6%
にあたります。
注目すべきはやはり「その他」でくくられた合格者数です。
私立大と言えども
やはり難関私大など有名私立大への合格は難しいということです。
国公立大学の合格を目指す→叶わず私立大志願→しかし難関私大などの有名私大に合格できず
というルートに陥らないために高校生活をどう過ごせばよいか。
いや
実際のところは
高校受験の段階からもうすでに始まっているということを自覚し
「先んずれば人を制す」
の精神で励む必要があります。