おととい2月21日に行われた、群馬県公立高校入試の学力検査。
英語は、リスニングで1つの放送文につき2度繰り返されていましたが、今回から1度だけの問題も出現。
国語は、大問1では「生物の進化」について扱った筆者も異なる2つの別の文章が関連付けられて出題。
資料の読み取り問題も大きく扱われ、漢文が大問から返り点のみを答えさせる小問に。
数学は、対話文が大部分を占める形式の問題や箱ひげ図とヒストグラムを大問で大きく扱った問題などなど。
理科や社会も、資料やグラフ、対話文形式など、教科そのものの知識も必要ですが、読み取る力、読み解く力など、総合的な思考力が必要な問いが増えています。
だいぶ大学入学共通テストを意識した出題形式になった印象を受けます。
今回受検した中3生は、英語教科書の難化が大きな話題になった、中学校の教科書が大きく改定された時の中学入学の代。
群馬県の公立高校入試の問題だけ見ても年々変化しており、ますます学力の二極化が進んで行くと思われます。
(ボトム層が膨らんでいくのではないかと懸念しています)
30年前とは全く違います。
20年前とも大きく違います。
10年前や5年前とももう違います。
年々、保護者の意識や思考のアップデートが問われていきます。