昨日発表された、令和8年度(2026年度)群馬県公立高等学校入学者選抜の第1回進路希望調査結果について
太田・館林邑楽地区に限って見てみると
太田高校は
1学級分の40人が定員から削減されたにもかかわらず、定員240人のところ、希望者242人の倍率1.01。
太田女子高校は
定員240人のところ、希望者218人の倍率0.91。
一方
定員120人のところ、希望者188人の倍率1.57。
大泉高校普通科は
定員40人のところ、希望者70人の倍率1.75倍。
同じ普通科で比較すると
対称的な偏差値帯に属する高校の倍率が対称的になっていることがわかります。
偏差値が高めだと倍率は低く
偏差値が低めだと倍率が高い。
では
偏差値帯の中間層の普通科はというと
太田東高校は
定員240人のところ、希望者318人の倍率1.33
館林高校は
定員160人のところ、希望者159人の倍率0.99
館林女子高校は
定員160人のところ、希望者167人の1.04。
一見、太田東は高そうに見えますが、これは第1回進路希望調査の段階(夏休み明けに調査)では例年通り。
ここから、同じ太田・館林邑楽地区のどの高校よりもどんどん希望者が減っていきます。
今回の希望者数だと、本番の出願時はおそらく倍率1.00あたりになると思われます。
普通科に限って見れば
偏差値帯のボトム層がだいぶ厚いなということがわかります。
ちなみに
桐生高校普通科は
定員240人のところ、希望者357人の倍率1.49
同じく理数科は
定員80人のところ、希望者133人の倍率1.66。
では
太田・館林邑楽地区の偏差値帯のトップ層が果たして桐生高校を志望する生徒が増えたのかというと、それなりに志望者はいるだろうけど、特に館林邑楽地区の生徒に関してはそう多くはないと思います。
また、県外の、例えば足利高校や不動岡高校、栃木高校や栃木女子高校などの普通科を志望する生徒が増えたのかといえば、例年通りでしょう。
ということは
太田・館林邑楽地区には高偏差値者がそれほど多くないのか(全県模試である群馬統一テストの高偏差値者は高崎や前橋をはじめとする他地域と比べて少ないのか)。
それとも
来年度が始まると言われている、所得制限なしの就学支援金制度による高等学校授業料無償化によって、私立高校の志願者が増えているのか。
また
普通科以外のいわゆる実業高校(商業科や工業科などを設置する高校)も低倍率が多くを占めるので
いずれにせよ
太田地区の少子化の進行は群馬県の中では比較的緩やかだが、館林邑楽地区ではだいぶ進んでいるので、公立高校の志望者倍率は今後さらに低くなっていくでしょう。
これは
子どもたちがますます勉強しなくなっていく(親も勉強させようとしない)という負のスパイラルに陥り
地域にとっては重度の由々しき問題だと思います。
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