太田高校と太田女子高校が低いのが気になります。
昨年度までの過去5年間の同時期の倍率は
令和2年度(2020年度)から令和6年度(2024年度)までの順に
太田高校
1.16
1.16
1.1
1.06
0.95
太田女子高校
1.23
1.17
1.08
1.04
1.1
そして今回、令和7年度(2025年度)が
太田高校0.96
太田女子高校1.01
年々ほぼ下がってきています。
地域トップ校として心配ですね。
地域トップ校の倍率については
本番前の最終倍率がこの時期の倍率と比べ
ほぼ変わらないことが多く
さらに下がることもあり
上がったとしてもそれほど値が大きくなることはありません。
現中3生の入試も低倍率が予想されます。
「低倍率だから合格しやすくていいじゃないか?!」
と思う方もいるでしょう。
受検生やその家族ならそう思うのは当然だと思います。
でもそのことこそがマイナス要因なのです。
低倍率だから、定員が割れてるからという理由で
勉強量が減る可能性が明らかに高まります。
そして、それは東毛地区全体に広がるでしょう。
いや、もうすでに毎年のように定員割れを起こしている高校もあり
地域全体の学力低下がより一層進んでしまっていることでしょう。
今から10年ほど前
西毛地区のトップ校であり、県トップ校でもある高崎高校の校長先生から
「1クラス分は、以前であれば入学できなかった学力層が入学してきている」
といった話を聞きました。
10年ほど前の高崎高校でさえそうなのですから
ここ数年、倍率の低い東毛地区のトップ校である太田高校や太田女子高校は
さらに地盤沈下が起こっていると言っても過言ではないでしょう。
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