では、私立大学を見ていきましょう。
私立大学の合格者数を見るにあたり留意する点は
一人が複数の大学に合格していること
一人が同じ大学の複数の学部学科に合格していること
があるということです。
また、国公立大学編でも書きましたが
今春卒業した桐生高校普通科の生徒は
新生桐生高校の入試を経てではなく
それぞれ定員160名、計320名の合格実績ですので
厳密には新生桐生高校とは違うということです。
今春、桐生高校普通科を卒業した代の入学時定員は320名
私立大学合格者数は531名(現役のみ、以下同)
桐生高校普通科の合格私立大学(「その他」を1大学とカウント)
※公表されているデータには合格私立大学名がすべて明記されておらず、難関私大・準難関私大・有名私大以外はその他にされてしまっています。
1位 その他 385名
2位 中央大 24名(私立大学合格者数531名の4.5%、学年320名の7.5%)
3位 専修大 19名(3.6%、5.9%)
4位 東洋大 18名(3.4%、5.6%)
4位 法政大 18名(3.4%、5.6%)
6位 日本大 16名(3.0%、5.0%)
7位 駒澤大 14名(2.6%、4.4%)
8位 立教大 9名(1.7%、2.8%)
9位 明治大 6名(1.1%、1.9%)
10位 青山学院大 4名(0.8%、1.3%)
10位 学習院大 4名(0.8%、1.3%)
10位 慶應大 4名(0.8%、1.3%)
10位 芝浦工業大 4名(0.8%、1.3%)
14位 東京理科大 3名(0.6%、0.9%)
15位 上智大 1名(0.2%、0.3%)
15位 早稲田大 1名(0.2%、0.3%)
15位 関西学院大 1名(0.2%、0.3%)
計146名(その他を含めず)
私立大合格者数531名の27.5%
学年320名の45.6%
慶應大 4名(私立大学合格者数531名の0.8%、学年320名の1.3%)
早稲田大 1名(0.2%、0.3%)
計5名
私立大学合格者数531名の0.9%
学年320名の1.6%
準難関私大(上智、東京理科大、ICU、GMARCH、関関同立)といわれる大学群の合格者数
青山学院大 4名(私立大学合格者数531名の0.8%、学年320名の1.3%)
学習院大 4名(0.8%、1.3%)
国際基督教大 0名
上智大 1名(0.2%、0.3%)
中央大 24名(4.5%、7.5%)
東京理科大 3名(0.6%、0.9%)
法政大 18名(3.4%、5.6%)
明治大 6名(1.1%、1.9%)
立教大 9名(1.7%、2.8%)
同志社大 0名
立命館大 0名
関西大 0名
関西学院大 1名(0.2%、0.3%)
計70名
私立大学合格者数531名の13.2%
学年320名の21.9%
ちなみに、四年制大学以外は
※普通科か理数科かの明記なしのため、両学科の合算人数
短期大学 5名
専門学校 21名
就職 1名
留学 1名
となっています。
注目すべきは「その他」でくくられた合格者数です。
私立大と言えども
やはり難関私大などの有名私立大への合格は難しいということです。
国公立大学も叶わず
私立大入試にも満足のいく結果を得られず
といったルートに陥らないために高校生活をどう過ごせばよいか。
いや
実際のところは
高校受験の段階、つまりは中学生のうちから
もうすでに始まっているということを自覚し
「先んずれば人を制す」
の精神で励む必要があると思います。