指導者がどこを見て、どう指導しているのか。
これは子どもにとても大きな違いを生みます。
今間違えた問題のただ解き方を教えるだけに終始するのか。
その問題の基礎基本となるところまで戻って根本治療をしようとするのか。
先を見据えず、その場の問題だけ解けて生徒に出来た感を与えるだけなのか。
先を見据え、その問題だけにしか対応できない解き方でなく
他の問題にも応用できるような考え方をレクチャーするのか。
依存させて先生として頼られてるという満足感を得たいのか。
子ども自身が自分の頭で考え、自身で走って行けるように導くのか。
本物の指導者かどうかは
なかなか一般の保護者の方や子どもにはわかりません。
だからこそ学習塾は
それとは真反対のアルバイト講師であふれ、それでもやっていけてるわけです。
さらに言ってしまえば
正規の塾講師でも本物の指導者には到底及ばない者が多くいるのが実のところです。
指導者によって子どもは大きく変わります。
それを子ども自身で見抜くのはなかなかの至難です。
だからこそ
親がどれだけそこまでの考えに至ることができるのかが大切なんだと思います。