大学合格実績を見るにあたり大事なことは
合格者数の多いゾーンがどのあたりの大学なのか
現役で合格しているのか
(そもそも高校の合格実績は現役生だけでよし、浪人生を含める必要はないと私は思っています)
という視点です。
今春、館林高校を卒業した代の入学時の定員は200名
国公立大学合格者数は16名(現役生のみ、以下同)
国公立大学合格者数の割合は8.0%
国公立大学合格者16名の合格した大学を合格者数の多い順に記すと
1位 群馬大 6名(学年200名の6.0%、国公立大学合格者数16名の37.5%)
2位 山形大 4名(2.0%、25.0%)
3位 前橋工科大 2名(1.0%、12.5%)
4位 宇都宮大 1名(0.5%、6.3%)
4位 秋田県立大 1名(0.5%、6.3%)
4位 群馬県民健康科学大 1名(0.5%、6.3%)
4位 都留文科大 1名(0.5%、6.3%)
計16名
これは
学年200名の8.0%
にあたります。
いわゆる難関国公立大学(東大、京大、北大、東北大、名大、阪大、九大の旧帝大+一橋大+東工大+神戸大)といわれる大学群の合格者数は
0名
準難関国公立大学(筑波、横国、東京外大、お茶女、国際教養、千葉、電通大、名工大、大阪公立)といわれる大学群の合格者数は
0名
10年前(学年定員240名)であればこ今年の2倍の数
15年前(学年定員240名)であれば3倍の数の合格者が出ていましたが
ここ数年でだいぶ減ってしまいました。
ここのところ
「地方では地域トップ校でなければ国公立合格は難しい状況になってきてしまっている」
というようなことを言われたりしますが
データを見るとその傾向は確かに見て取れます。
大学受験は高校受験とは全く違います。
必要な勉強量、それに伴う勉強時間は比べ物になりません。
大学受験を念頭に置くのであれば
高校に合格することだけを目標にするのではなく
自学力と自走力を身につけて高校に進学する必要があります。
なぜなら
大学入試では自分で学び、自分で進んでいけない者は勝てないからです。
サンカントサンクは常にこのことを意識して
日々塾運営を行っています。