大学合格実績を見るにあたって大事なことは
合格者数の多いゾーンがどのあたりの大学なのか
現役で合格しているのか
(そもそも高校の合格実績は現役で合格した者のみでよし、浪人生を含める必要はないと私は思っています)
という視点です。
今春卒業した代の生徒数は
男子校の旧足利高校と女子校の足利女子高校に入学した生徒たちの合算の数値です。
入学時定員は旧足利高校160名と足利女子高校200名の計360名
国立大学の合格者数は66名(現役生のみ、以下同)
公立大学の合格者数は26名
合わせて
国公立大学合格者数は92名
これは
学年の25.6%
にあたります。
合格者数の多い上位6大学は
1位 群馬大 25名(学年360名の6.9%、国公立大学合格者数92名の27.1%)
2位 茨城大 9名(2.5%、9.8%)
3位 宇都宮大 7名(1.9%、7.6%)
4位 高崎経済大 5名(1.4%、5.4%)
5位 前橋工科大 3名(0.8%、3.3%)
5位 群馬県民健康科学大 3名 (0.8%、3.3%)
上位6大学で計52名
これは
学年360名の14.4%
国公立大学合格者数92名の56.5%
にあたります。
宇都宮大 7名(学年360名の1.9%、国公立大学合格者数92名の7.6%)
群馬大 25名(6.9%、27.1%)
前橋工科大 3名(0.8%、3.3%)
群馬県民健康科学大 3名(0.8%、3.3%)
群馬県立女子大 2名(女子200名の1.0%、2.2%)
高崎経済大 5名(1.4%、5.4%)
茨城大 9名(2.5%、9.8%)
筑波大 1名(0.3%、1.1%)
計55名
これは
学年360名の15.3%
国公立大学合格者数92名の59.8%
にあたります。
また
いわゆる難関国公立大学(東大、京大、北大、東北大、名大、阪大、九大の旧帝大+一橋大+東工大+神戸大)といわれる大学群の合格者数は
北海道大 2名(学年360名の0.6%、国公立大学合格者数92名の2.2%)
東北大 2名(0.6%、2.2%)
九州大 1名(0.3%、1.1%)
計5名
これは
学年360名の1.4%
国公立大学合格者数92名の5.4%
にあたります。
準難関国公立大学(筑波、横国、東京外大、お茶女、国際教養、千葉、電通大、名工大、大阪公立)といわれる大学群の合格者数は
筑波大 1名(学年360名の0.3%、国公立大学合格者数92名の1.1%)
千葉大 1名(0.3%、1.1%)
電気通信大 2名(0.6%、2.2%)
計4名
これは
学年360名の1.1%
国公立大学合格者数92名の4.3%
にあたります。
この合格実績は
今春卒業した旧足利高校と足利女子高校の生徒の合算です。
男子校の旧足利高校と女子校の足利女子高校が統合され共学校となった
新生足利高校とは厳密には違うということを念頭に置かなければなりません。
新生足利高校としての大学合格実績が出るのが
現高1生が大学入試を終える3年後の2025年春。
2022年とは違う結果が期待されます。
高校に合格することだけを念頭に置いていると
高校進学後には詰んでしまう可能性が高まります。
なぜなら難関大学に合格するためには
「自学力」と「自走力」がなければどうにもならないからです。
そのためにも高校に進学するまでに
いかに自学力と自走力を身につけられるか
ここにかかっています。
弊塾サンカントサンクは
そこを何とかしたいと考え
日々塾運営に当たっています。