国公立大学に続いて
私立大学を見ていきましょう。
私立大学の合格者数を見るにあたり留意する点は
一人が複数の大学に合格していること
一人が同じ大学の複数の学部学科に合格していること
があるということです。
太田東高校を今春卒業した代の入学者定員は240名
私立大学合格者数は514名
合格私立大学の上位13大学は
1位 大東文化大 32名(私立大学合格者数514名の6.2%、学年240名の13.3%)
2位 埼玉工業大 28名(5.4%、11.7%)
3位 高崎健康福祉大 24名(4.7%、10.0%)
4位 獨協大 21名(4.1%、8.8%)
5位 千葉工業大 20名(3.9%、8.3%)
5位 東洋大 20名(3.9%、8.3%)
7位 日本大 18名(3.5%、7.5%)
8位 白鴎大 17名(3.3%、7.1%)
9位 日本工業大 15名(2.9%、6.3%)
10位 文教大 12名(2.3%、5.0%)
10位 麗澤大 12名(2.3%、5.0%)
10位 帝京大 12名(2.3%、5.0%)
10位 東海大 12名(2.3%、5.0%)
計243名
これは
私立大合格者数514名の42.3%
にあたります。
0名
準難関私大(上智、東京理科大、ICU、GMARCH、関関同立)といわれる大学群の合格者数を見ると
学習院大 2名(私立大学合格者数514名の0.4%、学年240名の0.8%)
中央大 2名(0.4%、0.8%)
東京理科大 5名(1.0%、2.1%)
法政大 6名(1.2%、2.5%)
明治大 1名(0.2%、0.4%)
立教大 4名(0.8%、1.7%)
立命館大 1名(0.2%、0.4%)
関西大 1名(0.2%、0.4%)
計22名
これは
私立大学合格者数514名の4.3%
学年240名の9.2%
にあたります。
また
専修・各種学校合格者数 20名(学年240名の8.3%)
就職者数 1名
となっています。
難関私大など有名私立大への合格はなかなかに難しいということがわかります。
この地域では太田東高校は進学校と言われていますが
高校入試はあくまでも県の中のさらに東毛地区という限られた地域の大会に過ぎません。
それに対して
大学入試は全国大会。
全国的に見ると
太田東高校は進学校と言うにはちょっと違うかもしれません。
それが大学入試です。
(ここで言う大学入試とは倍率がそれなりにあり、いわゆる「ボーダーフリー」ではない大学入試のことです)
国公立大学の合格を目指す→叶わず私立大志願→しかし難関私大などの有名私大に合格できず
というルートに陥らないために高校生活をどう過ごせばよいか。
いや
実際のところは
高校受験の段階からもうすでに始まっているということを自覚し
「先んずれば人を制す」
の精神で励む必要があります。