大学合格実績を見るにあたって大事なことは
合格者数の多いゾーンがどのあたりの大学なのか
現役で合格しているのか
(そもそも高校の合格実績は現役で合格した者のみでよし、浪人生を含める必要はないと私は思っています)
という視点です。
今春卒業した代の入学定員は240名。
国立大学の合格者数は26名(現役生のみ、以下同)
公立大学の合格者数は22名
合わせて
国公立大学合格者数は48名
これは
学年の20.0%
にあたります。
合格者数の多い7大学は
1位 群馬大 16名
2位 高崎経済大 7名
3位 前橋工科大 4名
4位 東京海洋大 2名
4位 信州大 2名
4位 群馬健康科学大 2名
4位 新潟県立大 2名
上位7大学で計35名
これは
国公立大学合格者数の72.9%
学年の14.6%
にあたります。
県内の国公立大学で見てみると
群馬大 16名
前橋工科大 4名
群馬県民健康科学大 2名
群馬県立女子大 1名
高崎経済大 7名
計30名
これは
国公立大学合格者数の62.5%
学年の12.5%
にあたります。
また
いわゆる難関国公立大学(東大、京大、北大、東北大、名大、阪大、九大の旧帝大+一橋大+東工大+神戸大)といわれる大学群の合格者数は
東北大 1名
これは
国公立大学合格者数の2.1%
学年の0.4%
にあたります。
準難関国公立大学(筑波、横国、東京外大、お茶女、国際教養、千葉、電通大、名工大、大阪公立)といわれる大学群の合格者数は
0名
こうして見ると
国公立大学合格者のほとんどが
県内の国公立大学で占めていることが分かります。
地元志向が強いのか
地の利を生かした戦略なのか。
いずれにせよ
太田東高校に進学し
国公立大学を目指すのであれば
少なくとも学年の上位15%以内を目指す必要があります。
よく太田高校や太田女子高校に合格できる力はあるけど
入学後のことを考え、太田東高校に進学するというパターンを見聞きします。
でも
いくら太田東高校と言えども
上位15%に一過性ではなく常に居続けるのは大変なことです。
太田東高校に進学するなら
自律力を身につけて進学しなければなりません。
環境に染まらない強い意志を持ち
自律力のもと
自学力と自走力で大学受験に立ち向かっていかなければなりません。
弊塾サンカントサンクは
そういった力をぜひ身につけて欲しいと考え
日々塾運営に当たっています。